当院の院長は、歯科医師になって以来30年以上(※)にわたって、数多くの入れ歯治療を手がけてまいりました。院長が1年間に製作する入れ歯は、300症例以上(※)にものぼります。
よく噛める、痛くない、外れにくい入れ歯を作るには、治療過程での「精密な型取り」や「噛み合わせの分析」が必須であり、このような技術の習得には豊富な経験が欠かせません。歯科医師なら誰でもできるわけではないのです。
院長には過去に7年ほど、新潟県と山形県の診療所に勤務して、多くの方の入れ歯治療に携わっていた経験があります。その2か所の診療所には、1日に70名もの方々が入れ歯治療のために来院されていました。そこで数多くの入れ歯の治療を経験したことで、院長の技術力はさらに磨かれ、噛みやすく痛みの少ない、外れにくい入れ歯を作るための知識と技術の会得につながりました。
今お使いの入れ歯が「痛む」「噛めない」「外れる」といったお悩みがありましたら、年間300症例以上(※)、30年以上(※)の経験豊富な院長が治療を担当する私どもの歯科医院へ、ぜひお気軽にご相談ください。
※ 2020年現在
「食べること」は、生きるため、生活していくために欠かせない重要な行動です。だからこそ当院では、歯を失ってしまった方にも、お食事を美味しく楽しんでいただきたいと考えています。そしてさらに、日々を豊かに過ごすには、お食事以外のことも充実していなければなりません。それは「話すこと」であったり、「もっとこうしたいという願いを叶えること」であったりします。
お食事を楽しめる入れ歯、そしてその「先」にある患者さまのご希望を叶える入れ歯を作る、それが私どもの治療の最終目標だととらえております。
そのために重要なのは、先入観をなくし、純粋な目で一つひとつの症例を見ることです。何が原因でその症状が出ているのか、噛めるようにするにはどうするのが一番の近道なのか、どうすればその方にとって快適な入れ歯が実現するのか。常にこれらのことを念頭に起きながら患者さまに向き合い、診療を行っております。
入れ歯は患者さま一人ひとりのお口の状態によってふさわしい形が異なるため、一つとして同じものはできません。
例えば歯が残っているか残っていないか、残っていたとしても何本残っているかによって、入れ歯の形は変わります。さらに残っている場所がどこか、入れ歯を支える歯ぐきの厚みや弾力、あごの骨の量によっても、適切な大きさや厚みは異なってきます。
それに加え、患者さまのお悩みも人それぞれです。「固い物が噛めない」「しゃべったり食事をしたりすると外れやすい」「人前で話すときに入れ歯が目立つのがイヤだ」など、一人ひとりにご希望やご要望があります。
つまり、一見似たような症例に見えても、患者さまにとって本当に使いやすい入れ歯はそれぞれ違います。100人の方がいれば、100通りの入れ歯の製作が必要になるのです。
そこで当院では、歯科衛生士が20~30分かけてカウンセリングを実施し、患者さまのご希望やお口の状態にピッタリ合う入れ歯を提供できるよう努めています。カウンセリングでは主に、次のような点について伺います。
現在入れ歯をお使いの方には、その入れ歯でお困りのことや改善したい点も伺い、より良い入れ歯づくりに役立てています。また、診療室では入れ歯やお口の悩みを話しにくいという患者さまもいらっしゃるため、院内にカウンセリングルームをご用意し、周りの目を気にせずにお話を伺える環境を整えました。
患者さまのお話をお聞きする歯科衛生士は、10年から20年以上(※)の経験を持つベテランばかり。これまでにも、入れ歯でお悩みの患者さまのお話をたくさん伺ってきた精鋭揃いです。入れ歯に関する豊富な知識を持っており、患者さまのお悩みやご希望をしっかりと汲み取ることが可能です。
患者さまによっては、「歯科医師に直接は話しづらい」という方もいらっしゃるかもしれません。当院のカウンセリングを歯科衛生士が担当するのは、そのような方でもお話しいただきやすい環境を目指しているからです。
カウンセリング終了後は、治療の方法や流れなどについて、院長が詳しくご説明します。治療中に「何をされているのかわからない」という事態を避けられるように、治療を開始する前の丁寧な説明を心掛けています。
患者さまのお悩みやお困りごとに寄り添い、入れ歯に対するご不安がすべてなくなるよう、カウンセリングや治療を進めてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
入れ歯の治療には、健康保険が使える「保険治療」と健康保険が使えない「自費治療」があります。
保険治療の入れ歯の最大のメリットは、費用が安いという点です。
しかし保険治療には、治療方法や治療に使う材料などに細かいルールが存在します。これは国によって決められているもので、ルール以上の治療は行えません。そのため患者さまごとに細かく調整したり工夫したりといった、手間と時間をかけたオーダーメイドでの入れ歯の製作は難しいのです。
例えば、保険治療の入れ歯には、歯ぐきと接する部分(床:しょう)をプラスチック素材で作らなければいけないという決まりがあります。プラスチックを使った場合、以下のようにさまざまな問題が出てきてしまいます。
つまり、保険治療の入れ歯は、ある程度快適さや機能性、見た目を犠牲にした「最低限の治療」だと言えるでしょう。
当院では保険治療の場合でも、最善を尽くした治療のご提供を目指しております。しかし治療にかけられる手間や時間、入れ歯に使える素材に制約があるため、どうしても自費治療の入れ歯に劣る部分があるのも事実です。
などのご要望のある方は、ぜひ自費治療の入れ歯もご検討ください。
自費治療の入れ歯なら、保険治療と違い、豊富な素材の中から患者さまに合わせて適切な材料を厳選できます。歯ぐきと接する部分(床)も金属やシリコンにできるので、より薄く作ることが可能です。厚みの薄い入れ歯は、食べ物の味や温度を感じやすくなり、装着時の違和感がより少なく仕上がります。
また自費治療は治療方法にも制限がないため、患者さまに合わせて工程を増やし、丁寧な治療が実現できます。特別な材料を使った精密な型取りができるほか、噛み合わせの綿密な分析を行って、お食事やおしゃべりに困らない、外れにくい入れ歯をお作りできるのです。
私どもの歯科医院では、自費の入れ歯の中でも特に「ミラクルデンチャー」をおススメしています。
ミラクルデンチャーの特徴は、従来の入れ歯に比べて外れにくいので物を噛みやすく、弾力性の高い材質により薄く仕上がり、お口の中で違和感が少ないことです。
またご自身の歯に近い色で作れるため、一見して入れ歯だとわかりづらいのもメリットの一つだと言えるでしょう。金属のバネを使用しない点も、金属アレルギーをお持ちの方には嬉しいポイントです。
ミラクルデンチャーは自費治療でのご提供となるので、どうしても保険治療の入れ歯より初期費用が多くかかってしまいます。しかしその分、さまざまな利点の多い入れ歯でもあります。長期的な目で見た場合、ご満足いただきやすい入れ歯なのではないでしょうか。
当院の院長は、このミラクルデンチャーをこれまでに400症例以上(※)も手がけてきた、全国で100名しかなれない「FGR認定医」です。患者さまにも安心してお任せいただけることと思います。
入れ歯がガタついてお口に合わない原因の多くは、入れ歯の内面(床といいます)と入れ歯を支える歯ぐきとの間に隙間があることです。この隙間ができないようにするためには、精密な型取りと、入れ歯が完成した後の調整が重要です。
当院ではお口の型取りの際、「個人トレー」を用いています。個人トレーとは規格の決まった既製品ではなく、患者さま個人のお口の大きさや形に合わせて個別に作られた、お口の型取りに使用するトレー(型取り材を乗せる枠)のことです。この個人トレーで型取りをすると、より精密なお口の模型が作れます。
さらに、変形が少なく精密な型が採れる、シリコン製の特別な型取り材を採用。精密な型取りをもとに、歯ぐきと入れ歯の微妙な隙間をなくすよう形を整えて、お口にピッタリと合う入れ歯をお作りします。また噛み合わせにもこだわり、患者さまの噛み方や動き方によって入れ歯が外れることのないよう、丁寧な調整も実施しています。
入れ歯の治療では、保険治療にするか自費治療にするかで悩まれる方も少なくありません。私どもでは材料や治療期間などに制限のない自費の入れ歯をおススメしておりますが、保険治療でも可能な限り、より良い入れ歯をお作りしています。金銭面やさまざまなご事情から、保険の入れ歯を希望されるケースもよくありますが、決しておかしいことではありません。まずは一度お気軽にご相談ください。
入れ歯や歯の詰め物・被せ物は、歯科技工士という専門家が歯科技工所で製作します。技工士や技工所にはそれぞれ得意分野があり、入れ歯が得意な技工所(技工士)もあれば、詰め物や被せ物が得意な技工所(技工士)もあります。
歯科技工士の技術力によって仕上がりが大きく左右されるため、より良い入れ歯を作るためには、入れ歯の製作を得意とする歯科技工所に依頼した方が良いのです。
当院では患者さまにご満足いただける入れ歯製作を追求し、「ミラクルラボ」「平栗デンタルラボラトリー」「鈴木デンタルラボラトリー」を含めた、5つの歯科技工所に依頼しております。このどれもが入れ歯の製作を得意とし、実績も豊富な技工所です。
提携する歯科技工所が複数あるのは、製作する入れ歯の種類によって、依頼先をその都度変えているためです。総入れ歯は総入れ歯専門の技工所に、部分入れ歯なら部分入れ歯を得意とする技工所に、そしてミラクルデンチャーは専用のミラクルラボに、といった具合です。
いずれの技工所とも私どもは20年以上(※)の付き合いがあり、信頼関係がしっかり構築されています。院長の入れ歯作りへのこだわりが、技工所側にもきちんと理解・連携されているために、患者さまのお口により合った入れ歯をお作りできるのです。
依頼先の歯科技工士スタッフの中には、技工士のセミナーや勉強会で講師を務めるほどの知識や技術を持っている方もいます。歯科技工士は、歯科医師と並ぶもう一人の入れ歯の専門家です。当院は歯科技工所や歯科技工士の技術力、でき上がった入れ歯の品質にこだわり抜き、確かな実力を持つパートナーとタッグを組んでいます。
このように一流の腕を持つ技工所と提携していますので、患者さまにも安心してお任せいただけるのではないでしょうか。
※ 2020年現在
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
午前:9:30~12:30
午後:15:00~18:00
△:15:00~16:30
休診日:水曜・日曜・祝日
※祝日がある週の水曜日は診療しております。